ワインの原料はぶどう100%。水さえ加えないため、原料となるぶどうですべてが決まると言われています。ぶどうの品種、畑の位置、土壌による影響がワインの香り、色、味わいにはっきり、くっきり表れます。
では、日本酒は?
ワイン同様、米の品種、産地の差が味わいを大きく左右します。
ですが、ワインと違って醸造方法が複雑なことから、原材料の影響に加え、醸造方法で味わいがおおいに異なってきます。しかし、もととなる米の力が最後まで影響を与えるのはワインと同様です。
酒造りに使われる米を、酒造好適米といいます。食用の米と違い、米の粒が大きく、米粒の中心部にある心白が大きいのが特徴です。代表格が山田錦。そのほかに雄町、五百万石、美山錦などがあります。
酒米の王様と呼ばれ、ボリュームがあり |
最も古い原生種の酒米 幻の酒米と言われた。 |
日本一の生産量を誇った淡麗な味。 |
北国でつくられる寒さに強い品種 |