慶応三年の創業以来、絶えることなくお酒を造り続けてきました。幕末や第二次大戦をこえて、風土の中に守られてきました。
これからも、時代の変化と共に、この土地の味を造りたいと考えています。
そのために、ここの水、ここで栽培されたお米、この地に住んでいる人々による酒造りが不可欠です。流行に左右されることなく、最高級に完成されたお酒づくりを追求して参ります。
とりわけ重要なのがお米です。我々の手による自家栽培の酒米は、一般には流通しない、贅沢かつ究極の山田錦を栽培しています。
「竹林」ではこの自家栽培米を使用していますが、丸本酒造といたしましては、全量自家栽培の「農産酒蔵」を目指しています。
人の体になじみやすく、そして美味しく飲めるお酒。飲んで頂く方の健康を願い、これからも酒造りを続けて参ります。