天保2年(1831) | 初代当主・丸本嘉之松生まれる。 |
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安政4年(1857) | 嘉之松、児島稗田で酒造業の経営に参加。 |
慶応3年(1867) | 嘉之松、酒造業を創業。創業時の屋号は「清水屋」。 水がよいことから付いたと言われる。 |
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大正3年(1914) | 二代目当主・藤松、台湾に支店「吉備商会」を設立。 |
大正7〜8年(1918〜19) | 空前の酒造業ブーム到来。鴨方の醸造場は13軒を数えた。 |
大正11年(1922) | 丸本市松が三代目当主に。 |
昭和7年(1932) | 西貯蔵庫新築時に井戸を掘ったところ、多量の良質な勇水を得る。 この水は昭和37年の岡山国体のおり、天皇・皇后両陛下のお茶の水にも供せられたほど。 |
昭和7〜11年(1932〜36) | 新型醸造機器・器具の導入、醸造場の建設により、増産をはかる。 |
昭和27(1952)10月1日 | 有限会社丸本酒造本店となる。 |
昭和38年(1963) | 四代目当主・皓三郎、瓶詰工場を新築、一日に一升瓶1万本以上の瓶詰めが可能になる。 同時に醸造用機械設備を大幅に刷新。近代的設備を備えた貯蔵庫、蔵人の宿舎も新築。 |
昭和45年(1970)4月1日 | 丸本酒造株式会社に組織変更。東京都港区に東京支店を開設。 |
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昭和52年(11977) | 旧一級酒をすべて本醸造に統一。 |
昭和57年(1982) | 岡山県杜氏自醸清酒品評会において、「賀茂緑」が30年連続して優等賞を受賞。 杜氏が「大名人賞」の栄誉に輝く。また同年、西貯底庫に冷房設備を設置。 |
昭和61年(1986) | 吟醸酒、生酒の貯蔵のため、冷蔵庫を新設。 |
昭和62年(1987) | 山田錦の自家栽培を開始。翌年、この米を原料に大吟醸「竹林」を発売。 |
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昭和63年(1988) | 醸造用糖類の使用を全廃。添加物のない純米酒の生産を拡大。 |
平成元年(1989) | 本格的な高品位化に向け、精米機、蒸機、瓶詰ラインを一新。 |
平成3年(1991) | 蔵元直送商品「今朝しぼり」の販売を開始。 |
平成4年(1992) | 生酒など低温度管理商品の配送のため保冷車を導入。 |
平成13年(2001) | リキュール免許取得、及び、雑酒試験免許取得 |
平成14年(2002) | 東京支店を閉鎖 |
平成15年(2003) 9月19日 |
岡山県の酒蔵としては初めて、文化庁第33-0066-0076号 「登録有形文化財」に指定される。 |
平成15年(2003) 11 月28日 |
鴨方町が、「酒米栽培振興特区」の認定を受ける。 |
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