稲の持つ生命力を引き出す「三黄」の稲作りから
一歩進み、米作りのさらなる向上のために
有機栽培に取組んでいます。
有機栽培による米作りは、農薬や化学肥料を使用せず 、田んぼが持つ本来の生産力を引き出す栽培法です。
有機米として認定されるには、
などが必須条件となります。
これらの条件を全てクリアすることにより、2007年に、有機JAS認定を受けました。
健康な田んぼでは、おびただしい生き物が生まれ、それぞれが土に返っていきます。そして多くの微生物が有機物を分解し、やがて稲の栄養となって吸収され、刈り取り後は再び土に返るという循環を生み出しています。
当社では、
有機栽培をすることにより、
土地の微生物及び他の動植物の活性化を促し、
土地の生産力を高めるという、
自然循環農法を目指しています。
現在、エコサート・ジャパンより、「認定有機加工食品生産行程管理者有機認定」及び「認定有機農産物生産行程管理者有機認定」を取得しております。
これにより、「有機米」を原料米にして、「有機認定を受けた蔵元」で造った本物の「有機日本酒」をご提供する事が可能となりました。
2009年には、北米での有機認証、NOP認証(National Organic Program 米国農務省全米有機プログラム)を取得致しました。
日本国産の有機米を原料にした有機日本酒が認定をされるのは、初めてのことです!
それに加え2010年に、ついに欧州のオーガニック基準(ECRegulation)を日本酒としては、日本国内で初めて取得しました。
これらの認証を取得することにより、欧米で有機(オーガニック)の表示をして、「有機日本酒」を広める事が可能になりました。
食の安全が問われる現代のニーズにマッチした商品として、2008年に「オーガニック竹林かろやか」が誕生しました。その味わいは、通常の竹林よりもさらにやわらかい仕上がりになっています。
自社栽培米「山田錦」を使い、仕込み水は竹林寺山から流れる伏流水(軟水)、オーガニック製法にこだわって出来上がった純米吟醸原酒です。